慰謝料の金額と要因

そもそも慰謝料ということに基準はない以上、いったいどんなことで請求できるのかを考えていかなければいけません。いろいろな条件がかかわってくることになりますが、別居なのか離婚なのかといった状況を招いたことも対象になってくるでしょう。しかし、これだけではありません。もっと多くの事情や状況で変化するのが慰謝料です。

女性あまり知られていないところでは、年齢があげられます。浮気相手との年齢が大きいほど、請求できる金額は大きくなりやすくなります。思慮分別ということが大きなポイントになってきますが、だれが主導権を持って浮気や不倫をしたのかというポイントが注目されるからです。

よく知られているところでは、婚姻期間があげられます。心情や再スタートにもかかわってくる部分であり、長い期間になれば、高額になる可能性が出てくることになるでしょう。だからといって、短いから請求できないことにはなりません。

一体だれに問題があり、浮気や不倫に至ったのかという理由や落ち度といった問題も重要です。自分自身に原因があり、パートナーに浮気や不倫をされたとしても、問題点は自分自身になってしまいます。これでは慰謝料は大きく請求できません。

多くの要因が絡んでくるのが慰謝料であり、単純に決めることができないからこそ、よく考え判断していく必要があるでしょう。

慰謝料に基準はない

浮気や不倫をしたことによって、権利などを侵害されたことに対する請求として、慰謝料が存在することは確かです。ですが、慰謝料とは何かといわれれば、ここまでのことであることも事実だということを忘れてはいけません。

家慰謝料は認められているものではありますが、明確な基準が存在しないことが重要です。精神的な苦痛を受けたりしたことも請求できる要因となりますが、これを金額で表すことは大変難しいことになるでしょう。財産に対する侵害であれば、損害を請求することは難しくありません。ですが、不貞行為に基づく損害はどれぐらいなのかは、ケースバイケースとなってしまいます。実際に離婚をするのか、それとも別居なのか、円満に暮らしていくために請求するのかといったことでも、判例は大きく異なります。裁判をしたときの結果としても、明確になってこない以上、早期に解決するときに話し合いをするとなれば、さらにケースバイケースになってしまうでしょう。

慰謝料を請求することによって、和解するというケースもあるのは間違いありません。損害が大きくなればなるほど、請求できる慰謝料も大きくはなりますが、そもそも何も基準はないものであることを理解して進めていかなければいけないでしょう。

慰謝料とは何か

お金浮気や不倫の話が出てくると、すぐに慰謝料が浮かんできます。芸能人の話題などでも当てはまりますが、だれでも簡単に思い浮かんでしまうでしょう。しかし、この慰謝料は何かということには、まったく注目されません。浮気や不倫の結果、お金を請求するということしか内容として伝わらないからです。

そもそも慰謝料とは、民法に定められているものであり、しっかりとした定義が存在します。そのため、浮気や不倫だからといって、何でも請求することができるわけではありません。大きな金額になるのが当然と考える人もいますが、これも間違いといっていいでしょう。定義に対して正当な請求でなければならないからであり、常に発生するというわけでもありません。テレビなどで浮気や不倫に直結させてしまっているため、勘違いが生まれてしまっていることも確かでしょう。

民法の定義としては、第709条に故意または過失によって、権利や法律上保護される利益を侵害した場合に請求できるとあります。さらに第710条には、他人の身体、自由、名誉を侵害した場合や財産権を侵害した場合にも請求できるとなっているのが慰謝料です。かなりわかりにくい部分もありますが、いったいいつ権利などを侵害したのか、それが浮気や不倫が原因だったのかということも考えていかなければいけません。簡単そうに見えて、容易に判断できない方法だからこそ、弁護士を交えて交渉したりすることも出てきますが、このサイトがそういった状況の参考になれば幸いです。

【参考リンク】慰謝料 請求